ツドイノイエ

和歌山市/2017年3月竣工

周囲には田園地帯が広がる長閑な集落での新築住宅。
当初は旧建物の耐震化を兼ねたリフォームも検討していたが、費用対効果と物理的な間取りの窮屈さから建て替え工事へと計画が進んだ。オーナーの希望は人が集まれる広いリビングがある3世帯住宅。十分すぎるほどの広い敷地を生かし、日当たりはもちろんのこと、仕事で忙しい日々に追われるオーナーが休日にリラックスした時間を感じられるように、庭とのつながりも意識して間取りを構成した。周りの床より1段低くしたサンクンリビングは心理的な落ち着きを与え、大きなテラス窓からはデッキと緑の芝が広がり、内と外の空間をあいまいにつないでくれる。
さら天井は大きな吹き抜けで、抜群の開放感となった。このリビングを中心に、家族団らんのほか、たくさんの人が集う家となることだろう。そのほか、応接の用途も兼ねる仕事用の事務室も併設しているため、プライベートな空間が見えにくくなるよう動線にも配慮している。